toruのこれまでの人生と理念

初めまして。

このブログを読んでくださってありがとうございます!

 

Toru(とーる)という名前でこのブログを運営しています。

 

今回は、私のこれまでの人生経歴について話していこうと思います。

っていうのも、このブログで色々な話をしていても、

「そもそもこれ書いてるお前何者?」

って思われるのは当然のことだよな。って思ったから。

 

得体の知れない自分物が話してる内容なんて、

本当のところどうなんだよ?って思いますよね?

 

なので、ここで私自身がどんな人生を歩んできて

どんな経験をしてきたからこそこのブログで色々と話しているのか?

 

それを知ってもらった方が、

それぞれのブログの内容も理解してもらいやすくなったり

読み進めやすくなったりすると思うので

ここでは私自身のこれまでについて話していきます。

 

ちなみに現在は、普段仕事をしながらカウンセラーとして活動。

また、2020年から始めたキャンプにどっぷりハマり、

毎日が濃い時間を過ごせていると実感しています。

 

数年前から別のメディアを運営していたこともあり、

ごくたまにですがwebマーケティングのコンサルティングをしたりすることもあります。

 

ここ数年間で様々な人との出会いや、

学び積み上げてきた知識のおかげで

以前よりもかなり精神的な自由度の高い生活を送れるようになってきました。

 

そして、ゆくゆくは完全に独立して、雇われる身から

100%自分で仕事や生活をコントロールできる状態になるべく

今もなお成長の日々を送っています。

 

少し前に始めたライターさんを雇って

運営しているブログでも利益が出始めたりして、

独立の目標も絵空事ではなくなってきてます。

 

なので現在の私についてざっくりと挙げるとすると、

 

・人や会社に縛られる苦しみを感じることが少なくなってきた

・失敗を恐れる気持ちがめちゃくちゃ軽くなってきた

・周りの目を気にしなくなってる自分に気づいた

・周りに流されることがなくなった

・過去をクヨクヨ悩まなくなった

・将来に対する漠然とした不安がなくなった

・人とのコミュニケーションが苦じゃなくなった

・自分の意見を言えるようになった

・感情に振り回される考え方をしなくなった

・色々なことに興味を持つことが増えた

・自分のダメな部分も含めて自分を認められるようになった

・相手が悪くても自分を責めたりなんてことはしなくなった

・現実逃避して妄想的な夢にふけることがなくなった

・お金に対するネガティブなイメージがなくなった

・行動力が上がった

・「どうせ自分は…」って言葉が一切出なくなった

・自分に自信がもてるようになった

・女性との会話も自然にできるようになった

・自分のやりたいことがどんどん見つかるようになった

・自分が成長している実感を持てるようになった

 

と、こんな感じです。

 

大げさに聞こえるかもしれませんが

これは実際に私がこうなれたことだと自信を持って言い切れます。

全て事実です。

 

自分に自信が持てるようになったり、

将来の不安を感じなくなったり、

お金のネガティブなイメージがなくなったりってのは

私にとってすごく大きいです。

 

成長を実感できる毎日は本当に充実してます。

 

 

…と、これだけを聞くと一見すごく順風満帆な

生活を送ってきているような感じで言ってますが、

過去の私はこんなこと感じることは

一切できないような人間として生きてきました。

 

このあと詳しく話していきますが、

どん底に落ちていた時は約1年間引きこもりだったこともあります。

 

当時はもう人生終わったと思ってましたし。

結局俺の人生はこの程度で終わるんだろうな。って。

 

本当に社会の底辺。

 

未来に希望とか夢とか誰のたわごとだよ。

とか思ってましたマジで。。。

 

 

そんな過去の私の根本にあったものを一言で言うなら

「依存」という言葉。

 

これに尽きます。

この言葉がぴったりな人間でした。

 

AC(アダルトチルドレン)という性格が私の依存の根源

 

私は、3人兄弟の末っ子としてごくごく一般的な家庭。

 

…とは言えないような家庭で生まれました。

 

父は野球、母は学生時代に陸上。

長男は野球で真ん中の兄はサッカー。

そして私は野球。と結構なスポーツ一家です。

 

私自身、小学校・中学・高校と全ての世代でキャプテンをしていたりして

学生時代は完全に野球漬け。

野球しかないような毎日なので

 

勉強に関してはめっぽうダメダメ。

高校1年の時は授業に出席せずに

部活の時間に登校したりしてたもんだから

しまいには追試を受けてギリギリ留年を免れる。

そんな日々を送ってました。

 

だからもう人生野球だけで生きていきたい。

そうとずっと思ってました。

 

それはとにかくに野球が好きだったから。

というのもありますが、それだけではありません。

 

野球以外の生活がとてもじゃないけど

楽しいなんて思える時間ではなかったからです。

 

小さい頃から両親は共働きで、学校から帰っても居るのは祖母と

家の隣にパーマ屋を構えていた親戚だけ。

 

夜になって帰ってきて顔を合わせる両親の二言目からは

必ずと言っていいほど夫婦喧嘩が勃発する毎日。

 

父親がいない時には、今度は嫁姑のいがみ合い。

 

母と買い物に行く車の中で

「あのクソババァ!!死ねぇ”ーーーー!!!!!!!」

なんて祖母に対する奇声を常に聞いてました。

 

感覚が麻痺してて

奇声くらいでは普通の会話レベルで耳に入ってきてましたね。

 

一般的な家庭のように、親と触れ合う時間や今日の出来事を話す。

 

そんな時間はうちには存在しませんでした。

 

 

正直言って寂しかったです。

でも寂しいという言葉を言う相手もいません。

 

むしろ、男勝りな家庭だったので、

そんなことを言おうものなら

 

「なんだよそれw お前が弱いんだよ」

って言われて撃沈です。

 

自分の内側にある気持ちは発散できず、

常にモヤモヤ感が拭えませんでした。

 

長男はグレて非行に走り、

シンナーを吸って頭がおかしくなって警察に補導されて迎えに行く親。

 

連れて帰ってきてからその長男と母親で喧嘩になり、母親が

 

「お前殺して私も死ぬ!!」

 

といって本気で包丁を持ち出したこともあります。

 

この時は次男と私で必死に長男と母を止めました。

 

表向きはみんな良い顔をする私の一家は

はっきり言って家族として成り立っていなかった。

 

崩壊した家庭でした。

 

 

そして、それだけでは済まず

お金の問題も常につきまとっていました。

 

 

野球に関してだけは、

父親自身が野球をやっていた思い入れもあったのでしょう。

色々と工面してくれてました。

 

ですが生活に関してはなぜかいつもお金がない状態。

 

一時は粉末の飲み物にパン一枚。

なんて食事もありました。

 

学校の授業料に支払いが間に合わず、

やっとの事で親が用意したお金の入った封筒を

私が事務室まで持って行く。これが毎月。

 

その頃の母親の口癖は

「うちに金があると思うな」です。

 

当然私の家にお小遣いという制度なんか存在しません。

 

好きな服を買ったり、人気のゲームを買ったり。

好きな時にお菓子を買って、好きな時に友達とファミレスに行く同級生が

すごく羨ましく、そして妬み気持ちで見ていました。

 

そんな環境で育ってきた私にとっては、

野球以外に自分の居場所というものを

感じることはできませんでした。

 

子供の居場所とも言える家の中が常に不安定な状態。

 

そして外に出ても、同級生と同じものを持っていなくて

一緒の遊びができない日々。

 

遊びに誘われることはなく、いつも自分から

「遊び行ってもいい?」

と聞かないと友達と遊ぶことすらできませんでした。

 

嫌々、渋々承諾をする友達の表情を見て感じた惨めさは

今でも昨日のことのように思い出します

 

 

常にどこか満たされない想いを抱え、

常にどこかに不満を感じる。

 

でも発散できない。

 

家庭の争いごとが常日頃の中で育つと

揉め事やトラブルには人一倍敏感になります。

 

いつしか私は周りの目を気にするような性格になりました。

 

両親の喧嘩や、家庭の問題が起きるたびに、

自分だけは常に良い子でいなければ。と思ってました。

 

何か問題でも起こそうものなら、

 

「親の機嫌を損ねるんじゃないか?」

「優しくしてもらえなくなってしまうんじゃないか?」

「余計なことはしちゃいけない」

「親を困らせてはいけない。」

 

困らせると怒られ嫌われ見放される。。。

 

その恐怖が無意識の領域に染み付いて、

本来の子供があるべきような振る舞いではなく、

良い子を演じるキャラクターになってました。

 

れが精神的な問題AC(アダルトチルドレン)となり、

大人になっても私を苦しめる原因となるのです。

 

子供心が満たされない思いのまま大人に  

 

子供なのに親に甘えられず、

常に大人のような立ち振る舞いをしなければ

自分の居場所を感じられないような性格。

 

いわゆるアダルトチルドレンになった私は、

子供が持つ甘えの気持ちを払拭できないまま大人になりました。

 

「しっかりしてるね本当に〜」

 

周りの大人たちからよく言われた言葉です。

 

表面上はしっかりしてます。

でも中身は軸がありません。

 

家にお金がなく、大学に行くことを諦めて、

高卒で就職した先は野球のコネで紹介された製造業。

 

就職先なんてほぼ探さず、完全に流されて決定。

 

決め事は全てが「なんとなく」「周りが言うから」そうする。

 

自分の意志よりも周りを困らせないように、

周りをがっかりさせないように。

 

全ては嫌われないため、

周りの人が自分から離れていかないために。

 

そんな子供のような性格のままの社会人生活。

 

遊びに行ったりしても、どこか心に空虚感、

喪失感が拭えない状態でした。

 

常に満たされることのない安心感、愛情。

感じることのできない自分の居場所。

 

 

そして軸のない自分。

 

 

そんな精神状態のままで付き合った女性も、

自分から好きになったのではなく、「告白されたから」

という理由が一番だったのが正直なところです。

 

当たり障りのないように、

人を不機嫌にしないように、

自分よりも周りを優先。

 

「期待に応えなければ」

という必要以上の重荷を自分に課していました。

 

 

自分が本当に好きなことがわからない

自分がやりたいことがわからない

なんのために働いてるのかわからない

自分が何者なのかわからない

なんのために生きてるのかわからない。

 

自分らしさとはなんなのか?

・・・わからない。

 

そんな自分がすごく悔しい。。。

 

でも人には言えない。

 

 

こんな精神的に幼稚な自分を見せるなんてどう思われるか…

 

 

仮面を取り繕うために、

いつしかプライドだけは人一倍高くなっていました。

 

あんなに嫌だと感じていた

「表向きは良い顔をする親」と

私は同じ振る舞いになっていたんです。

 

内面はいとも簡単に崩れる精神性なのに。。。

 

そして「自分」というものが全くないまま

私の人生はどん底へ。

 

1年の間に度々起こる出来事で、20歳の社会人にもなってから引きこもる

 

会社員生活も2年を終えようとしていた冬、

会社の先輩に誘われて行ったスノーボードの帰りに

私は運転していた車で事故を起こしました。

 

というのも、当時付き合っていた彼女と二人でお金を貯めようと

日中の仕事以外にカラオケのバイトを深夜にやっていたから。

 

だからその日もほとんど睡眠を取らずに運転。

その結果の事故です。

 

道路脇の歩道に植えられている木を2本なぎ倒し、

おまけに車の前面は大破。

 

深夜の時間帯だったので、人を轢かなかったこと。

私自身の身も全く怪我がなかったことだけは不幸中の幸いでした。

 

それがこの年の1年間で起きる災難の始まりです。

 

 

その年の5月には母親がガンで亡くなりました。

 

再発を繰り返しこの時が3度目のガン。

 

脳や内臓のあちこちに転移していたようで

見つかった時にはもう手の施しようがありませんでした。

 

2度目の時は私が高校時代。

 

母は抗がん剤を投与し抜け落ちる髪を

バンダナで隠しながら仕事に行っていました。

 

理由は、生活費が足りなかったから。

 

そして3度目のガンは、仕事に忙しく、

数ヶ月おきの定期検診を飛ばしてしまった結果です。

 

 

もう少し早く再発がわかっていたら結果は違っていたかもしれません。

 

もう少しでも家にお金があったら、

最先端の医療技術を受けられたかもしれません。

 

母親だって病を背負ったまま働かずに、

自分の身を癒す時間を過ごすことができたかもしれません。

 

でも、その「もしかしたら」の願いは一生叶うことがないまま

母はこの世を去りました。

 

当たり前にいる存在が目の前から姿を消す。

 

そしてもう一生会うことはできない。

 

 

この件をきっかけに小さい頃から植えついていたお金に対する

ネガティブなイメージは絶対的なものになりました。

 

お金は人を苦しめるものだ。

お金という存在は問題を引き起こすものなんだ。と。

 

そして、アダルトチルドレンの根源となっていた母親の存在が

急になくなったことで私の心にはポッカリと、

そしてとてつもなく大きな穴があきました。

 

 

どこに頼ろうとその穴は埋まりません。

 

 

付き合っている女性はメンヘラの子で頼ろうにも頼れません。

だから他の女性に浮気をしたこともあります。

 

それでも満たされない想い。

 

私の依存心は子供の頃以上に大きくなっていました。

 

「なんだよこれ…」

「なんで俺ばっかこんな目に…」

「誰か助けてくれよ…」

 

そんな拭えない喪失感を抱えていたこのタイミングで、

高卒の頃に仕事を紹介してくれた方が転職を。と声をかけてくれました。

 

心機一転、環境を変えるためにも。と

自分に言い聞かせて私は転職をします。

 

仕事で潰れた私の引きこもりの始まり

 

心機一転。とは自分に言い聞かせたものの、人に言われたことに流され、

人の期待に応えなきゃと思い込んでいた私の転職の本当の理由は、

またしても「その方が良いと言われたから」でした。

 

仕事内容は人生初の営業職。

 

昭和時代の教育が色濃く「自分で盗んで学べ」

と言うような完全に縦社会で体育会系の組織でした。

 

俗に言うブラック企業です。

 

全くと言っていいほど仕事の内容について教えられることがなく、

目の前の業務にとにかく追われる毎日。

 

何がわからないのかもわからないから

失敗することが基本のような仕事の繰り返しでした。

 

怒鳴られるというよりも1時間2時間立たされての説教。

 

周りの社員は仕事ができない私に対してイライラの空気感で圧力をかける。

 

 

「ふざけんなよまじで」

「営業ってこんな無理矢理感で働くものなのかよ」

「取引先に質問されたって何のこと言ってるのかわかんねぇし」

「ってか何だよこれ、何で誰も助けてくれねぇの?」

「何で社員みんなから怒られなきゃなんねぇんだよ」

 

 

今では法外な長時間労働も重なって思考力はどんどん下り、

それと比例するようにそもそもの低い仕事量はなおさら下がる一方。

 

新しい環境で心機一転を誓ったメンタルも瞬く間にことごとく潰されました。

 

 

そしてさらなる事件勃発。

 

以前の浮気が彼女にバレてフラれます。

 

転職してわずか1週間後の出来事でした。

 

 

乗っていた車もなくなる。

母親もいなくなる。

変えた仕事は地獄。

そして彼女との別れ。

 

 

何のために生きてるのか?

何のために働くのか?

自分はどうなりたいのか?

 

 

もう何も考えられなくなりました。

 

 

たった1年の間に立て続けに起こった出来事で、

積もり積もった私の心は遂にはち切れ、

全てを投げ捨てるように引きこもりになりました。

 

 

まだ21歳

 

でももう終わりだ。。。

 

 

底辺の人間になり自分の情けなさに打ちひしがれていた引きこもり時代

 

 

引きこもっていた最初の頃は、精神的な重圧から多少解放されて

かなり気が楽になりました。

 

「またここからバイトでも」と

わずかに出てきた気力でネットカフェでバイトを探す。

 

でも、ここでまた私の性格が顔を出します。

 

「半年も持たずに仕事投げ出してきた俺を周りはどんな目で見るのだろうか…?」

 

案の定、親戚の一人が言ってきました

 

「お前いつまでこんなことやってるんだ?」

「そんな簡単に仕事辞めて恥ずかしいと思わないのか?」

「お前の同級生はみんな頑張ってるってのにお前ってやつは…」

 

 

そんなこと言われなくたって自分が一番わかってるわ!!

 

 

はっきり言って殺したかったです。

この世から消し去りたいと思いました。

 

ですが、そんなことをしようものなら今度は父親の顔が…。

 

なんとか冷静を保つことはできましたが、

これを界に父親にも申し訳ない気持ちが大きくなり、

私は何も言わずに家を出ました。

 

とにかく実家には居たくなかった。

 

その間は大学生だった友人のアパートでの居候生活。

仕事もしないままだったから当然お金もどんどん減っていきます。

 

携帯は止まり、実家を出てしまって免許の更新通知も知らず免許失効。

 

健康保険も仕事を投げ出してから手続きをしてなかったので

身分を証明すること、連絡をとる手段もなくなりました。

 

 

働かなきゃ。。。食えない。。。

 

 

ここで普通なら、求人を探して応募して面接して、

という流れなのですが、私の場合そもそも身分証がありません。

 

なので役所に保険証を発行してもらう、

たったそれだけのことでも対人恐怖にも陥っていた私には大きな壁でした。

 

結局手続きに行くことだけで1週間かかりました。

 

 

動き出せない自分が悔しく、惨めに思う。

 

なんで俺はこんなに情けない人間になっちゃったんだ…。

でも動かないと。。。

 

 

それからは頼み込んで知人名義で携帯を作ってもらい、

恐る恐る日雇い派遣の登録へと行きます。

 

もちろん怖いです。

手足震えます。

 

派遣会社の入り口のドアの前で立ち止まります。

 

ですが、行かないともう食べるお金もほとんど残されてません。

 

もう行く以外の選択肢はありません。

 

私はここから少しずつ社会復帰へと進み始めました。

 

社会復帰へ這い上がるが、依存的な性格は消えぬまま。

 

最初は日雇いの仕事から始めて、少しずつ慣れていき、

工場の一定期間固定の仕事をしたりしました。

 

だんだんと人に慣れてきてからは

思い切ってBarのバイトをしたりもしました。

 

そして、

「ちゃんと同じ会社で続けられるようにしなきゃ」

と思って、学歴もスキルも不問の営業職に転職。

 

ここでも最初はバイトからでした。

それに自分で営業をして人に商品を売る。

 

お金に対するネガティブなイメージを持っていた私には

それこそ最初は苦痛でした。

 

でも職業に対する知識が全然なかったんです。

だからこんな自分でも入れるところを。とこの会社を選びました。

 

この会社では幸い環境に恵まれ、

しっかりとした研修が受けられたり、

配属された部署でも、上司が手取り足取り教えてくれました。

 

表向きいい顔をする自分の性格がいい方向に働いたのもあり

少しずつですが結果も出てきました。

 

その結果が認められて社員になり、部署のトップ営業マンになり、

最終的にはマネージャーの地位へと駆け登りました。

 

チームの業績を管理したり、

取引先とのやりとりをしたり、

自分が得た営業スキルを教育したり。

 

この時は学生時代にキャプテンを歴任してきた経験が生かされて

管理職の立場がすごく自分には合っていると思えました。

 

そしていつしか

「俺は部長クラスに絶対なる」

そんな風に意気込むようになってました。

 

 

引きこもっていた頃の自分が嘘のようです。

 

 

いや、嘘のよう「でした」

 

 

というのも、毎日の仕事に一生懸命取り組み、

家に帰ってからも勉強したりしていたこの時期。

 

たまたま同僚と花見をしながら飲んで酔っ払い、

自分の中に潜んでいた本音が一気に顔を出してきたんです。

 

 

「なんのため?」

「自分らしく生きているのか?」

 

 

自分がこの仕事を頑張っている理由は?

この会社で給料を上げてたくさん収入を得ようとしている理由は?

 

 

なんで?

なんのために?

 

 

結局のところ、ここまできても

自分の軸というものがなかったんですよね。

 

同じ時期に友人に質問されたことがありました。

 

「Toruにとっての幸せって何?」

 

私は答えられませんでした。

 

 

自分にとっての幸せ?ってなんだろう?

 

何が嬉しいのか?

何が楽しいのか?

どんな目的があるのか?

どこに行きつきたいのか?

 

 

私が社会復帰して、仕事を頑張って、

ようやく管理職の立場まで這い上がってきたことも、

全ては周りの人からの目が基準になってました。

 

どんなに社会人としての地位を築いても、

私の依存心は結局は子供の頃のまま。

 

確かに引きこもっていたこともあるから

収入があることでの安心感はありました。

 

ですが、心が満たされない想い。

常に感じる虚無感、喪失感は拭えないままだったんです。

 

 

ものすごい絶望感が襲われて、

言葉に表せないもどかしさは本当に苦しかったです。

 

これを機に、私は自分と向き合うべく心理学を学び始めました。

 

会社員を辞めカウンセラーの道へ  

 

私は心理学を学ぶべく、カウンセリングスクールへと通い始めました。

心理学・カウンセリングを学んでいく中で

自分自身のことも知っていけるんじゃないか?と思ったからです。

 

 

そして学んで行く中で、ついに自分自身の人生に対する苦しみが

依存からきていたことを知ることになります。

 

きっかけは講義の中の1つ「家族の絵を描くこと」でした。

ちなみに、その時書いた絵がこれ。

 

この時私の頭の中には両親とその間に2人の兄を書こうとイメージしてました。

実際に描き始めて、最初父親の顔はすんなり描けました。

 

 

…でも、

でも母親の顔だけはどうしても描けなかったんです。

 

母親の顔を描こうとすると、父親の笑顔と違って、

中学校の時に描く自画像のような目のイメージが浮かんでしまい、

しかもそれが私を睨みつけてるかのような感じに思えてきて…

 

その結果何も描き出せずに時間終了。

 

そして自分で絵を見て振り返る。

なんで母親の顔描けなかったんだろう。。。?

 

 

…とその瞬間、

背筋に今まで感じたことのないくらいの衝撃が走りました。

 

私が幼少期から家庭環境に縛られ、

自分がない人間、周りの目を気にして

周りを優先する性格になっていたことに気づいたんです。

 

根本は、いつも怒り・精神的にも不安定だった母親に

迷惑をかけないため。

嫌われないため。

自分から離れていかないため。

 

これに気づいた時、全身には一気に鳥肌。

 

膝は震え、なぜかわからないのにこみ上げてくる涙を

こらえるのでいっぱいいっぱいでした。

 

その日の夜家に帰り、母親の遺影を前にもう涙は止められませんでした。

 

久しぶりに泣きました。

大号泣です。

 

今まで鎖に縛られて生きていたんだ・・・

 

それからは、私は自分軸のなさ、周りに対する依存心。

そんな精神的な弱さを打破すべく必死に学びました。

 

カウンセラーになったのもちょうどこの頃。

 

同じカウンセリングスクールの人の繋がりから出合った人と

一緒に「不登校や引きこもり専門のカウンセラー」として活動し始めました。

 

今まで働いていた仕事も辞めました。

 

この時カウンセラーになろうと決めた理由は

「自分と同じような引きこもりを経験している人や家庭を救いたい」

そう思っていました。

 

でもこれは表向きの理由。

 

自分でも気づかない内側の本当の理由は、

人を救う活動を通して自分自身を救いたい。

そう言う理由だったのだと思います。

 

実際のカウンセリングでは

ご家庭に行って不登校や引きこもりの子供達と合って話をしたり、

メールや通話、対面で各家庭のご両親と対話をしたり。

 

言ってみれば1つの家庭の人生を左右する出来事に介入すること。

 

相手からしたら全くの他人が、いきなりテリトリーに侵入して、

これまでの人生をいきなり壊しに来るわけです。

 

時には私の存在を知らない子供に急に会いに行き、

その反動で物を壊し暴れまわる子供を抑えて殴られたりもありました。

 

責任感は半端じゃなかったです。

 

ただ、こういったご家庭に携わっていくことで得られることは本当に多かった。

 

たとえば、

家庭という1つのコミュニティでは親子は縦の関係で、

そのコミュニティが大きくなったものが社会・企業。

だから上司と部下の関係も親子と同じ縦関係だ。ということ。

 

結局は見ている世界の狭さや、

時代に合っていない情報や価値観に固執するからこそ、

現象として不登校や引きこもりがあること。

 

他にも書きあらわせないくらい、

カウンセラー活動を通して得られたものはありました。

 

自分らしく生きる秘訣は「価値に沿った生き方」だった

 

私が心の学びや経験の中でわかったのは、

不登校や引きこもりの悩み・問題も

仕事・社会生活の中での悩み・問題も根本は全く一緒。

 

自分らしく生きられない理由は

「生きていく上で自分がどう在りたいのか?」という

人生のベクトルに気がついていないからだったんです。

 

周りへの依存度が高い生き方をしてきた私には

人生のベクトルが他人軸でした。

 

お金の悩みもそう、

人間関係もそう。

 

仕事のキャリアやスキルも恋愛も、

何もかも「どう在りたいか?」「どう生きたいか?」「どういう人間でいたいか?」

という軸から生まれてきた問題だったんです。

 

心理学ではこの軸のことを「価値」と呼んでいます。

 

私の子供の頃からの経験

そしてカウンセラーとしての経験を通して、

これは間違いないことだと私は思ってます。

 

だから逆に言えば、価値に気づき、

価値に沿った生き方をしていけば

どんな悩みも解決できない問題はありません。

 

私にとって価値とは

「人としてカッコいい生き方をする」というものです。

 

この価値に沿った選択をすることで

私にまとっていた過去の鎖はみるみる解けてきました。

 

悩みがなくなったのではありません。

様々な時間を過ごすことで生まれてくる

悩みに対する付き合い方が全く別人のようになりました。

 

 

また、いろいろな発信をしてきたことで

これまでに携わってきた方々に感謝されることも多いです。

 

ですが、それ以上に私が学ばせてもらったことが多く、

私の方こそ感謝しきりの日々でした。

 

感謝したり応援してくれるみんなの力が

私の背中を押してくれて

人としてさらに成長したいという欲求も

次第にどんどん大きくなってきました。

 

もっともっと色々な世界を知りたいし、

色々な知識をつけたい。

 

 

何より一人の人間として、

もっともっと「カッコいい生き方」をしたい。

 

 

そしてその自分の経験を通して、

何か人に伝えられるものがあればと。

 

今は以前にカウンセリングチームを組んでいた方々とは離れて

個人で活動をしています。

 

ただ単に人から得た情報・教わったことだけでなく

自分自身が身をもって経験したことをもとに

こうしてブログなどで発信していきたいからです。

 

様々なことにチャレンジをして学んでいけば、

それだけ自分が成長できるし、

同じように悩んでいる人たちに対しても

新しい視点で物事を考えるための情報をシェアできると思うんです。

 

だから、これからも知らない世界をもっと広げること。

言ってみれば、自分自身全てが実験台といった感じ。

 

そこで私が新たに始めたことがあります。

 

自分らしい生き方を確固たるものにしたのが”キャンプ”

 

元々野球をやっていたこともあり、

運動・アウトドアは大好きでした。

 

陽の光を浴びながら体を動かす。

これ以上ないメンタルのセルフケアです。

 

そこで初めてみようと思ったのがキャンプ。

コロナウィルスで人が集まる場には行きづらくなった昨今。

 

自宅でたまたまyoutubeで目にしたのがきっかけでした。

 

自然の空気を目一杯味わい

自然の中で好きな料理を楽しむ。

 

日が暮れたら薪に火をつけ、

焚き火の炎を見つめながら時間を忘れる。

 

聞こえてくるのは車や機械音ではなく

川のせせらぎや森の木々が風に揺れる音。

 

ただただ、今この瞬間を感じ尽くす。

 

自分の思うがままに

自分の好きなように

誰にも縛られない自由な時間です。

 

何をしてもいいし

何もしなくてもいい。

 

自分が心地いいと思う時間の使い方をすればいい。

それがキャンプです。

 

人工的な光しかない生活では

一切味わえない自由・充足感がそこにはありました。

 

キャンプはまさに

自分らしく生きる道しるべを見つけるヒントになります。

 

キャンプにベタ惚れした私は

「メンタルカウンセラー&キャンパー」として

活動することにしました。

 

自然と都会との中で生きる

 

キャンプにどハマりしていますが、

そうは言っても普段の仕事もあります。

 

キャンプで生きるというよりも

心理学とキャンプから得た学びを通して

自分自身をより成長させていきたいからです。

 

なので、キャンプやカウンセリングだけでなく、

ビジネスの知識も勉強し、様々な人に会いに行ったり、

連絡を取ったりもして知識も積み上げる毎日です。

 

ここ数年間で出会う人たちの幅も大きく変わりました。

今までなら全く縁もゆかりもないような東大・慶応大卒の人、

世の中に名の知れている大企業、上場企業でバリバリ働いている人、

10代で起業して19歳でインターネットマーケティングのコンサルティングをしている人。

 

中には年収ではなく月収で100万円とか500万円、

900万円なんて人もいました。

 

大自然の中での時間とビジネスの時間とのギャップ。

毎日がかなり刺激的です。

 

こんな世界を目の当たりにしたら、

もう今までの小さな世界で

勝手に自分で苦しんでいた私はいません。

 

毎日のように全く違う世界を見ることができています。

 

またお会いするどの方々も素敵な方々が多く、

一人の人間として確固たる意志を持っている方ばかり。

 

様々な場所や経験、お会いする方々から

私が受けた影響力は異次元レベルになってました。

 

 

全ては自分で決めて、自分で歩んでいける。

自分らしく生きていくことは誰にでもできる。

 

 

そしてそのために必要であればちゃんと人を頼る。

 

人の出会いや学んできたことを通して

今では日々現れる現実的・精神的な壁ともちゃんと向き合い、

解決策を導き出し、

そして実際に行動することができています。

 

 

そんな日々を過ごしてきて、

私の中で芽生えてきたものすごく大切な考えがあります。

 

人生を濃くする2つの概念

私の人生の中でとてもとても大切な2つの考え。

 

「時間」と「成長」

 

 

これは私の理念でもあります。

 

私は人間に与えられている唯一無二の有限資産は

「時間」だと思っています。

 

お金は増えたり減ったりしますし、

人間関係も出会いや別れがあります。

 

ですが、この「時間」と言うものは生きている以上、

長くても100年そこいらで確実に死をむかえます。

 

早い人であれば数年、

数十年のうちにそれは現実のものとのなります。

 

これはお金や人間関係とは異次元なほど絶対的なものです。

 

医療などの最新のテクニックを使おうとどうしようもない事実です。

 

 

正直、私自身もそう長生きすると思っていません。

 

 

ちゃんと生き延びたとしてもせいぜいあと30年〜50年ほど。

 

でも、いつそれが終わるかなんてことは誰にも分からないことです。

明日来る可能性だってゼロではない。

 

 

であれば今どうすべきなのか?

今どうしたいのか?

どう在りたいのか?

 

 

私は自分自身の人生、経験、知識などを、

いかに濃く生きれるか?が重要だと思っています。

 

 

ちなみに、亡くなった私の母は46歳でした。

人生ってこんなに簡単に終わるものなのか。と

 

そのとき実感したことも理念に繋がってる経験です。

 

だからこそ、今はこうして「いかに自分の人生を濃く生きれるか?」

という考え方に至っています。

 

 

だって後悔したくないですもん。

喜び悲しみ、楽しみ悔しみ、全てを味わい尽くしたい。

 

そりゃどんなタイミングで死を迎えたとしても、

「あのときこうしてれば…」

なんてことは必ずあると思っています。

 

 

完璧なものなんて何もないのと同じで、

いろんな欲がある状態で

「全てのことをやり尽くせた」

なんて言うことはまずないですから。

 

 

でもその要素を1%でも少なくしていく。

 

それはいつでも、どんなときでもできることです。

 

だから、今この現状で

「後悔しない選択を」

と日々自分自身に言い聞かせながら生きています。

 

 

人に流されている時間なんてありません。

自分が進みたい人生で全て叶えられる時間があるかどうか。

 

 

であれば、やっぱり自分がどう在りたいかの価値に気づき

自分の軸を築いて、自分自身の意思で選択していくこと。

 

これをやらなきゃ本当に時間はもったいないですからね。

 

 

これが私の人生の軸の1つである「時間」についての考えです。

 

 

そして2つ目の「成長」

 

これは、先ほどの「時間」と言うものを考えると

必然的に出て来る概念でした。

 

 

どれだけ濃くできるか?

 

 

たくさんの経験、知識、お金を含めた物や人との出会い。

 

そういったものを得たいのであれあば、

行動、チャレンジをして行く上で

成長していくことは必須です。

 

 

そもそも私が以前にカウンセリングを始めた時、

私の中にあったのは「成長」ではなく「成功」でした。

 

企業をやめてカウンセリングを始めた理由は

人を救いたいということを書きましたが、

自分の力で稼ぎたい。というのも本音です。

 

 

でも、カウンセリングで数百万円単位の案件を成約し、

実際に自分の口座に振り込まれた状況を見た途端に、

何か自分の中で張っていた糸が切れた感覚を感じました。

 

俗に言う「燃え尽き症候群」ってやつです。

 

それから数ヶ月間、それ以外の案件も含めて

収入があることをいいことに、何一つ学ぼうとせず、

ただただその収入を浪費に使っている自分がいました。

 

 

今思うと本当にアホでしたね自分。

 

日々がつまらないものになりました。

 

「この瞬間のために俺は成功とか考えていたのか?」と。

 

 

少し心理学の面を話すと、

人ってもともと現状を維持する本能とは別に、

成長に対する欲があります。

 

毎日適当に飯食って、ネットサーフィンして、

気持ちがモヤモヤしたら酒を飲む。

 

 

こんな繰り返しが楽しいわけがないんです。

 

 

だから、それに気づいた時から

「成功」と言う自分の軸を「成長」と言う軸に変えました。

 

 

「成功したいから成長する」のではなく

「成長したいから成功する」という考え方への転換です。

 

 

成功が目的なら成功したらそこで止まってしまう。(燃え尽き)

 

でも、成長が目的なら終わりがないから立ち止まることがない。

 

だから、成功というのは

私の中では成長と言う目的のための手段の1つでしかありません。

 

自分で自分の人生を創造する、選ぶ。

描いて、築いていく。

 

 

全ては自分の人生のため。

 

 

そしてその経験がこういったブログとかを通して少しでも人に届けば。

 

そうやって思うと、自分の人生も捨てたもんじゃないな。と

 

 

20歳そこいらで人生の終わりとか言ってるなんてもったいないな。と

 

 

まだまだできることもやりたいこともたくさんあるな。と

 

そう思えてくるんです。

 

 

私はまだまだこれからも成長していきます。

そしてそのためにチャレンジをして行きます。

 

 

過去の依存心しかない自分からは180度人生は変わりました。

 

 

自分らしく生きられるようになったのは、

過去の自分を変えたのではなく、

過去の自分の性格や経験の使い道を考えて生かしてきたからです。

 

 

どん底に落ちきった私でも変われたんです。

 

 

絶対に誰でも変われる、人生を変えていけます。

 

そんな想いも込めてこれからも

こうして経験や情報を発信していきたいと思います。

 

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こんにちは、toru(トール)です。

メンタルの専門家、はたまた自然が大好きなキャンパーとして発信をしています。

以前は、不登校や引きこもりのカウンセリングもしていました。

 
というのも、元々はブラック企業で潰されてしまい

一旦は人生を諦めかけた引きこもりです。

 
人が怖くなったり、常に自分を責め続けたり・・・

本当に生きることが辛い日々でした。

 
そんな時に学び始めたのが心理学です。

私は自分の心と向き合うことで人生を変えていくことができました。

 
キャンプを始めたことで、さらに自分のライフスタイルは確率されて

今では日々濃い時間を過ごすことができています。

 
頑張る時は全力で頑張る。

リラックスするときはとことん癒しや心の落ち着きを味わう。

 
そんな自分らしい充実した日々を手に入れませんか?

 
改めてですが、私は元引きこもりです。

俺の人生終わりだ…と20歳の頃思ってました。

 
でも、そんなどん底のダメ人間でも間違いなく、

人生は見違えるほどに変わることができます。

 
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